アトピーの塗り薬は指を変えながら、湿疹を観察しながら塗り方を変えます
前回とその前とで、アトピー性皮膚炎で使用する軟膏のもらい方や塗るタイミングについて細かな部分を書きましたが、今回はさらに細かく、効果的に塗る工夫について我が家のやり方をご紹介しますね。
強さの違う軟膏を何種類かもらおうについて書いた記事へは、こちらへ
軟膏の効果的な塗り方について書いた記事へは、こちらへ
顔や首、性器の周りなど、薬を吸収しやすい皮膚部分には弱い効果の軟膏を塗り、手足や背中などには、かゆみを押さえやすい多少 強い効果の薬も塗ると前回載せました。
この写真なら、下から上へと薬が強くなっているので、顔にはロコイド、少しの湿疹には、リドメックス、かゆみが強いところにはマイザーとなります。
でも、赤ちゃんや幼児さんなら、ロコイドより弱い効果の軟膏も顔用には処方される場合があると思いますよ。 年齢や病歴によって、出される薬の強さは異なってきます。
ところで、タイトルの本題ですが、
薬を塗るときには、弱い効果の薬から順に塗っていくか、薬によってつける指を変えながら塗るといいですよ。
でないと、強い薬が付いた指で弱い薬を塗ると、強い薬が顔などに付くことがあるからです。
また、塗りながら前日と比べて、それぞれの湿疹が改善したかどうかを観察するのも大切なポイントの一つです。
ジクジクした赤い湿疹が、前日よりも やや赤みを失ってきたら、薬を弱い効果のものにワンランク落とします。
そして
少し治りかけの湿疹が、赤くなくなったり、隆起した湿疹が平たくなって、かゆみが消えさらに良くなったら、一番効果が弱い薬に変えたり、保湿剤へと切り替えます。
いつまでも強い効果の薬を塗り続けず、日々変化していく湿疹を見極めながら、薬の強さをランクダウンしてゆけば、ステロイドの副作用を恐れすぎずに、効果的な軟膏治療が出来ますよ。
ちなみに、何日か塗ってもよくならない場合は、にきびだったりとびひだったりと、別の症状で皮膚が赤くなっている可能性があるので、皮膚科へどうぞ。
私は、かゆいときには飲み薬や強い薬も必要と今は考えています。
というのも
子供がかゆいのに、薬を塗らずに悪い状態を我慢させ、その結果 かきむしって皮膚がボロボロになり、よけいに治りにくくなることも多かったですし、かゆくて眠れない日が続いていた頃に、親子でストレスがたまり、親子関係まで悪化するのを体験したからです。
湿疹に軟膏を大体塗れたら、手に付いた薬をいったんふき取るか、付いていない手のひらなどを使って、最後に湿疹の周りのカサついている箇所に保湿剤をつけます。
もちろん!お風呂上りが効果的です。
軟膏と保湿剤を、私は頭の中でどちらも薬・・・のようなイメージでとらえていましたが、オリーブオイルやホホバオイル のような、カサカサしたアトピーっ子の肌をしっとりさせるためのオイル類は、薬品ではないので、乾いているところに広く安心してつけることができますよ。
また、上のようなワセリンや馬油などは、より保湿効果がしっかりしていて、長い時間 皮膚の表面の乾燥を守ってくれます。
保湿剤を温かい親の手のひらで温めてから、優しく体におさえるようにつけ、さらに しばらく押さえてなじませてあげると、スキンシップの心地よさで、子供の心もほぐれます。
保湿剤について、話は続きます。
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こんな記事も載せました
「みんなの肌潤糖」で、しつこい かゆみや手荒れがきれいに♪
薬への依存というな悪循環を断ち切るために、こんな商品を試しました。体への影響を心配せずに改善できて、うちの子には合っていたなと思います。
アマゾンだと一品でも送料無料だから、気軽に注文できますよ。
保湿剤としておすすめの一つが、ママの基礎化粧品やベビーオイルとしても使われるホホバオイルです。リーズナブルで人の肌に近い保湿剤といえば、馬油で、固形と液体(右)があります。液体は、頭の乾燥や冬場に使いやすいです。ただ、ワセリンなどに比べたら、保湿効果は弱いです。右のアマニ油は食用です。生食用の油で、サラダや酢の物用におすすめ。抗アレルギー効果が期待出ます。
強さの違う軟膏を何種類かもらおうについて書いた記事へは、こちらへ
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顔や首、性器の周りなど、薬を吸収しやすい皮膚部分には弱い効果の軟膏を塗り、手足や背中などには、かゆみを押さえやすい多少 強い効果の薬も塗ると前回載せました。
この写真なら、下から上へと薬が強くなっているので、顔にはロコイド、少しの湿疹には、リドメックス、かゆみが強いところにはマイザーとなります。
でも、赤ちゃんや幼児さんなら、ロコイドより弱い効果の軟膏も顔用には処方される場合があると思いますよ。 年齢や病歴によって、出される薬の強さは異なってきます。
ところで、タイトルの本題ですが、
薬を塗るときには、弱い効果の薬から順に塗っていくか、薬によってつける指を変えながら塗るといいですよ。
でないと、強い薬が付いた指で弱い薬を塗ると、強い薬が顔などに付くことがあるからです。
また、塗りながら前日と比べて、それぞれの湿疹が改善したかどうかを観察するのも大切なポイントの一つです。
ジクジクした赤い湿疹が、前日よりも やや赤みを失ってきたら、薬を弱い効果のものにワンランク落とします。
そして
少し治りかけの湿疹が、赤くなくなったり、隆起した湿疹が平たくなって、かゆみが消えさらに良くなったら、一番効果が弱い薬に変えたり、保湿剤へと切り替えます。
いつまでも強い効果の薬を塗り続けず、日々変化していく湿疹を見極めながら、薬の強さをランクダウンしてゆけば、ステロイドの副作用を恐れすぎずに、効果的な軟膏治療が出来ますよ。
ちなみに、何日か塗ってもよくならない場合は、にきびだったりとびひだったりと、別の症状で皮膚が赤くなっている可能性があるので、皮膚科へどうぞ。
私は、かゆいときには飲み薬や強い薬も必要と今は考えています。
というのも
子供がかゆいのに、薬を塗らずに悪い状態を我慢させ、その結果 かきむしって皮膚がボロボロになり、よけいに治りにくくなることも多かったですし、かゆくて眠れない日が続いていた頃に、親子でストレスがたまり、親子関係まで悪化するのを体験したからです。
湿疹に軟膏を大体塗れたら、手に付いた薬をいったんふき取るか、付いていない手のひらなどを使って、最後に湿疹の周りのカサついている箇所に保湿剤をつけます。
もちろん!お風呂上りが効果的です。
軟膏と保湿剤を、私は頭の中でどちらも薬・・・のようなイメージでとらえていましたが、オリーブオイルやホホバオイル のような、カサカサしたアトピーっ子の肌をしっとりさせるためのオイル類は、薬品ではないので、乾いているところに広く安心してつけることができますよ。
また、上のようなワセリンや馬油などは、より保湿効果がしっかりしていて、長い時間 皮膚の表面の乾燥を守ってくれます。
保湿剤を温かい親の手のひらで温めてから、優しく体におさえるようにつけ、さらに しばらく押さえてなじませてあげると、スキンシップの心地よさで、子供の心もほぐれます。
保湿剤について、話は続きます。
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