アトピーは大変ですが、不幸じゃないよ 後編

 「アトピーは大変ですが、不幸じゃないよ」と言う話の後半です。

 前回、

 アトピーの湿疹が出ていても、かゆくても、幼い子供は自身が病気だという感覚がないから、「アトピーがあって不幸だ」とは、案外 思っていないものなのです。

 幼い子がつらくなるとき・・・それは、「親に自分は愛されていないかもしれない」と感じるときではないかと、私は思います。  

 と書きました。


 実は ダッシュ(走り出すさま)

 三人のアトピーっ子を子育てしてみて、とても不思議に思ったことがあります。

 それは、

湿疹があるから、かゆいのではない

 という現象です。

 三人の子供たちには、それぞれ湿疹がひどい時期がありましたが、湿疹が多いとかゆい・・・と言うわけではなかったのです。

 わが子が夜も眠れないほどかゆかったのは、一人目の子育ての時だけ。

 しかも、ちょうど私のお腹に二人目がいて、体が思うように動かない上に、子供と同じ食事の制限を私もしていて、肉体的にも、精神的にもしんどかった頃でした。

 家事も育児もはかどらず、

 食べたい物も食べられず、

 いつもストレスを貯めていましたから、あの時期は、目に入れても痛くないほど可愛がっていたわが子に、以前のように優しくしてあげる心のゆとりを失いました。


 すると、子供が次第に反抗的になり、

 ダメ exclamationといったら、イヤ どんっ(衝撃)と言い返され、

 出産前の半年は、親子関係が坂道を転がるように悪化して、幼いわが子も、敏感にそれを感じ、寂しくつらい思いをさせたのでしょう、それと比例するようにかゆみが増えました。 もうやだ〜(悲しい顔)


 そんな体験を経て、今度こそは!と二人目三人目を大事に育てて、しみじみ思いました。

 親って、アトピーのせいで「外食が出来ない」とか「友達づきあいがしにくい」なと、普通の便利な生活からはみ出しちゃうから、「アトピーは最悪だ」「アトピーは不幸だ」と感じがちです。

 でも、

 たとえアトピーがあっても、親に大切にされていると感じてさえいれば、子供は幸せなのです。 

 湿疹が出ていても、食べられない食材があっても、きっと愛くるしい笑顔を親に投げかけて、家族みんなを幸せにしてくれることでしょう。

 完全な幸せなんて、世の中にはありませんし、アトピーがあったら幸せにはなれないなんて考えるのは間違いだと、今は思います。

 けれど、初めはそれがわかっていなかったので、私の一人目の子育てでは、アトピーの悪化と平行して、親子関係も悪化させて、子供の心を不幸にしてしまいました。

 もちろん、親子ですから、その後で努力すれば、わが子との信頼関係を再び取り戻すことは出来ますよ。でも、それまでに、ずいぶんと長い遠回りをしてしまいましたね。


 だから、よけいに思うのです。

 アトピーがきっかけになって、幼いこの心の中を不幸にしてしまわないために、「ダメ」を連発したら、その倍ほどの数の

「大好きだよ」

「かわいい◎◎ちゃん」

 を、言葉でちゃんと言って、「大切に思っているよ」「愛しているよ」の気持ちを、照れずにわかりやすく伝えてあげなきゃ、幼い子に愛情は伝わらないないよと。


 さらに

 しかった後は、ちゃんと抱っこして、なでなでして、

 悪いからしかったけど、大好きだよ

 と、声をかけるといいですよ。


 私は(僕は)親に愛されている

 と、親の言葉や態度でしっかりと感じることが出来た子供は、幸せです。

 その時、お子さんにとってアトピーは、「不幸」以前の、取るに足りない、とても些細なことになり果てます。

 すると

 
 親へのストレスを感じやすい、幼児さん以上のお子さんなら、かゆいのが少し楽になる子もいることでしょう

 最後にもう一度繰り返しますが、

 アトピーは本当に大変ですが、不幸じゃないよ。

 わが子のアトピーを経験し、目が回るほど大変な時期が過ぎてみれば、アトピーがあったからこそ、親子の別の幸せを見つける事が出来たなぁと思うことも、いっぱいありました。


 どうぞ、アトピーっ子の子育てを、しっかり楽しんでくださいね


 今ちょうど、アトピーっ子の子育てでつらくて悩まれているママの参考になったらいいなと思います。


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