海水浴には行かれましたか?

 今年は夏休みの前半に雨が多かったので、ハッと気づけば、まだ海水浴にちゃんと行けていないのに気がつきました。

 アトピーにいいですよぉ~、海。

 大人のアトピーで、温泉を治療の一助にする温泉療法をなさっていらっしゃる方もあるのではと思いますが、我が家の場合は、夏場に海水浴に行って、海水療法のお世話になっていました。

 とは言っても自己流なのですが、我が家のやり方を少しご紹介すると、まず、日射しが強くない時間を選んで、海岸にゆきます。

 日射しが一番強いのは、10~2時頃なので、今の頃なら、朝方は水が冷たいので、3時頃から日暮れまでがおすすめです。← でも、帽子などをかぶるのなら、あまり時間を気にしなくてもいいですよ。

 皮膚が弱い赤ちゃんや幼児の頃は、肩や背中を急激に焼きすぎないようTシャツを着せ、つばの広い帽子をかぶらせた上で、子供を浮き輪に入れて、ひたすら海に浮かんでいるだけ。


 でも

 もちろん、そのままではすぐ子供が飽きちゃうので、いろいろ話しかけながら、海水浴を子供と楽しみます。


 その時に、水に浸せない首まわり(← ここも結構 赤くなりますね)に、服の上から海水を手でくんで時々かけたりもすると、効果的!


 出来るだけ長く海水に浸してやり、海から一度出ても、すぐ真水で洗わずに、海水が付いた状態で海岸で遊ばせ、また海に入る・・・を繰り返します。


 そして

 アトピーっ子は、日光の刺激にも弱いから、海岸で遊んでいる時も、焼きすぎないよう、パラソルの下などで上手に遊ばせてあげて下さいね。


 中には、とても痛みを恐がるお子さんもいらっしゃると思います。


 
 例えば、手足に湿疹があったりかきむしっている子は、入った瞬間にすごく染みるので嫌がる場合もあるんです。

 ただ、その染みる刺激がずっと続くのではなく、ある程度染みるけど、その後もずっと、ズキズキするわけではありません。

 
 けれど

 余りに怖がるから、その弱虫ぶりに嫌気が差すこともあるかもしれませんね。


 でも、一度恐い思いをした子は、警戒心が強いので、厳しくしかるのは逆効果です。


 そこで、無理じいはダメかもしれませんが、海岸で遊ぶ中で、海水を掛け合ったり、岩場の貝ガラ拾いに夢中になって、知らないうちに海水に入っていた・・・・なんて方法で、自然と皮膚に海水をつけてあげてみてはいかがでしょうか。

 
 海水にある程度浸した肌は、海水に含まれるミネラルと塩水の殺菌作用で、あせもや湿疹がかなり楽になり、ツルツルしますよ。


 夏の湿疹って、かきむしってばい菌がそこから入ったり、あせもでジクジクしたりするタイプが多いから、殺菌力もある海水は効果的。


 我が家の場合、あせもでジクジクしてつらかったので、多い時は、週 1~2回も、海に行っていた時期もありました。


 もうすぐ夏も終わってしまいますが、機会があれば、クラゲに気を付けながら行ってみてくださいね。


  
 アトピーっ子のお肌は敏感だから、日差しが強い場所では、肌に優しい日焼け止めをぜひ使ってあげてくださいね。ニベアやビオレなどから安く出ていますが、より肌にやさしくて、ベビーに定番の人気商品なら、左二つです。こちら グッド(上向き矢印)パックスの場合は、定期便にすると、さらに10%安くなります
また、敏感肌の大人の方には、キュレルや2E(ドウ-エ)も人気ですよ。2E(ドウ-エ)は皮膚科で紹介される商品で、大変に敏感な方におすすめです。ちなみに、どれも一個から送料無料で注文できますよ。


 肌が弱いアトピーっ子にとって、日焼けは肌の水ぶくれも引き起こしやすいから、水着は肩や首元をカバーできるラッシュガードがおすすめです。赤ちゃんはTシャツを着せるだけでもずいぶんと違いますよ。

  
 大人の方は、もちろんシミ予防に紫外線カットが常識になってきましたね。海の場合、くらげなどから身を守るためにも、長袖がいいと思います。

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